実在するゲームの世界【フィンガルの洞窟】
異世界スポットchのお時間です。
今回紹介するのはこちら。
このドラクエに出てきそうな場所。【フィンガルの洞窟】です。スコットランドの無人島スタファ島にある洞窟。
ご覧の通り全体に六角柱状の柱状節理が発達した玄武岩中に形成されています。で、なぜ六角形になるのかというと。高音の溶岩が冷える過程で六角形の割れ目が生じる為と言われています。例えば泥とかでよく見る縮みながら割れる、これの究極進化系。それから波の浸食を受けて形成されていった。
そしてもう1番面白いのが、この洞窟は自然とアーチ状の天井が曲がっているような状態なんです。それにより波が押し寄せてきた時にこだまになって不気味な声で話すんです。
もうまるで天然の大聖堂ですよね。
細長い道が続いていて人口的な岩の作り。聖なる雰囲気。ドラクエならこの奥に絶対伝説の水龍神みたいなのいて、倒して伝説の槍ゲットみたいな。ちなみにウチのありも君はff派です。どうでもいいですよね。
この洞窟は芸術の面にも影響を与えていて、フィンガルの洞窟に感銘を受けた、皆さんご存知ドイツ人作曲家【フェリックスメンデルスゾーン】本名:ヤーコプ・ルートヴィヒ・フェーリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ
この洞窟を見た瞬間に曲が降りてきて、1830年に作曲した演奏会用序曲である。曲名はなんと、、フィンガルの洞窟。
情緒的で洞窟の力強さと心打つ美景、侘しさや孤独感が表されている。
このフィンガルの洞窟も行って間違いない、異世界スポットですよね。こういったスポットの魅力の1つって現在に至るまでの「過程」があると思うんです。前回紹介したギアナ高地なんか、何百何千年の話ではなく、紀元前の遥かの遥か、20億年前スタートですからね。その異世界スポットの歴史を少し知るだけで、本当に心躍ります。人生百年時代。一度っきりの人生、やりたいこと思いっきりやって、行きたいところに沢山行って、いっぱい感動して、自分だけのオリジナル人生を歩んで下さいね。
僕自身ももう一度それを自分に言い聞かせて、豊かな人生を作り上げていきたいですね。
それでは、今回はスコットランドの【フィンガルの洞窟】でした。またね。